小さな困りごと
きー君の困りごと。
きー君は、一見何にも困っていないように見えるし、楽しく過ごしているように見えます。
テンションは高いし、自由にしているように見えるからです。
でも、実は小さなことで困っていたりするのです。
たとえば、、、先生の話を聞くことが難しいので提出物を出すタイミング、出す場所が分からない。でも聞けない。
ほかには、持ち物。何を持って帰るのか。何を持っていくのか、自分で管理するのは難しいです。持っていくものは母親である私が確認できるのですが、持って帰るものの管理は自分でしなければいけません。
毎日、鉛筆や消しゴムを筆箱の中にしまわないで、直接ランドセルに入れて帰っています。水筒を持って帰らなかった日もあります。宿題のプリントも丸めて違う袋に入れて帰ってきたことも。
あと、ちょっとプッと笑ってしまったのが、ノートを真ん中から使い始めていたことです。
端っこのページから使い始めるという常識がきー君にはないので、どこから使ってよいのか分からず、真ん中から書き始めたのです。
それで、先生に「なんでこんなところに書いたの!?」と注意されたみたいだけれど、本人は、悩んだ結果そのページから書き始めたみたいです。
そのような私たちが当たり前でしょ!と言いたくなる部分が、きー君には小さな困りごととして見えてきています。
小学校生活、ちょっとの声掛けで過ごしやすくなると思うのですが、なかなか難しいところですね。
この先、困ったときは隣の子なり、先生に聞けることを目標に頑張ってもらいます。