アーレんシンドローム??
今日はみー君のお話です。
みー君は、6歳の時に遠視が発覚して弱視治療用メガネをかけています。
この発覚も偶然のもので、眼窩脂肪ヘルニアの疑いという紙を小学校からもらって帰ってきて、そのために眼科を受診して遠視ということが分かったのです。
その後も定期的に眼科を受診し、レンズも合ったものに交換したりなどメンテナンスは行っていました。
しかし、毎日の宿題に出る音読で文字の見にくさを訴えるようになったのです。
あら、これは眼鏡が合ってないに違いない。と思い
きー君のビジョントレーニング先として考えていた眼鏡屋さんに
みー君を連れて行きました。
ドイツ式両眼視機能検査というのをやっているらしく、きっとピッタリの眼鏡を作ってくれるだろうと思ってのことでした。
じっくり検査されて、
「結果です、、、ちょっと受け入れがたいかもしれませんが。。。」と始まり
ました。
え?え?なになに??
「レンズ自体もちょっと合ってなかったんですけど。。。文字が歪んだり崩れたりして見えるようです」
え?え?
きー君じゃなくてみー君が!?と驚きました。
予備知識なしで聞いてもらうと全く理解できないと思うんですが、と言われたので
いや、弟のことで少しは勉強してるので分かると思います。と答えました。
それなら話が早い、ということで説明を聞きました。
アーレンシンドロームだと思います。と。
でも、それを診断できるのは日本では筑波大学だけだそうで。。。。ここからは遠い。。。
そして、検査の結果、みー君は緑色のレンズで見ると文字が崩れないということが分かったそうで
早速その眼鏡を作ってもらうことにしました。
よく言われているディスレクシアの部類にみー君が入っているなんて思いもしなかった。勉強も問題なくできていたし、ソロバンだってちゃんとできてる。
ただ、音読だけはどうも上達しなかった。。。小さいころから絵本見なかったのは遠視で見えなかったからだと思ってた。でも、目が悪いのに加えて文字も歪んでいたことが今になってやっと分かった。
「やっと俺の言ってたこと分かってくれたか」と本人は嬉しそうだったので本当によかった。
これにはまだ続きがあるので、それは次回。